瞳の片隅に初恋を感じる16時からの それもあ里っ沙

ハロヲタのための24のガヴォット第16番ホ短調

それでも夕焼け(加川良)


♪これはきっとただ一時のことだろう ふさぎ込んでる季節が ただ夕焼けのために 美しく見えたりするのは
 あれはきっと思わせぶりな夢だろう うつむきがちに誰もが 急ぎ足で過ぎゆく 背中に誘いかけるものは
  それでも夕焼け それでも夕焼け  面と向かった 僕の顔  今だけは 今だけは 輝け

 それはきっと青春の日の蔭だろう 満たされぬことにまで 慣れてしまった今でも 長く長く尾を引くものは
 それでも夕焼け それでも夕焼け  面と向かった 僕の顔  今だけは 今だけは 輝け


とても素晴らしい歌詞です。1975年に上演されたミュージカル 十月は黄昏の国 の中の曲で
作詞作曲は東大卒の元銀行員小椋佳 


小椋佳の作品にはよく出てくるんですが
過去を振り返って なんでもない一瞬が輝いて見えたこと
それを年老いた人間がふりかえったとき
後悔しているのか 満足しているのか
どうとらえるかは聴く人の人生や性格によるように思えます。